gawaoのランニング日記

2時間20分を切るまでの軌跡を記録しています。

62回県縦断駅伝

4/24(0) 休み
4/25(13) 朝:E12k(46'29ave3'52)+ws*5
4/26(8) 朝:jog8k
4/27(27) 朝:walk,jog/am:県縦断駅伝8区19.4k(1:02'31/3'05-10-15-12-13-12-18-16-16-10-18-03-11-10-14-07-21-06-08+1'33ave3'13)
4/28(6) 朝:jog6k
4/29(8) pm:jog4,jog4
4/30(0) 休み

県縦断駅伝は8区19.4kを走ることになっていたので、しっかり練習量を落として力を貯め込むイメージで調整した。胃腸炎後の悪い動きは完全に修正できて良い動きを取り戻せてきてのである程度自信を持って休むことができた。

去年は大会前日の夜に発熱して走れなくなったことが相当トラウマになっていて、大会前の数日間ちょっとした体調の変化に過敏になってしまい、無駄に神経をすり減らしてしまった。個人レースの時はそれほど感じなかったが、縦断駅伝前のこのトラウマは数年は消えないかもしれない。困ったものだ。

当日の天候は晴れだったが、気温は15度前後で走りやすかった。さらにほぼワンウェイのストレートなコースで強めの追い風だったので記録は出やすいコンディションだった。
レースの展開的には10秒先行されてタスキをもらったので、とりあえず早い段階で追いついて、並走、後半突き放す、という王道な展開をすぐイメージできた。実際には、様子を見ながら入りの1kを3'05でかなり楽に入った割に、あっさりと追いついてしまった。先行チーム(酒田)はゆっくりと3'15ぐらいで入っていたようだった。あまりにもあっさり追いついてしまったので一気に抜かしてしまおうか?とも一瞬考えたが攻め切れるほどの練習は積んでい無いので、リスクを考慮して、予定どおり無難に後ろに付く作戦でいった。
初日終盤戦で自分の区間で勝負が決まると思っていたので、卑怯だとは思いつつも一切前に出ず勝負に徹することにした。3'10~15ぐらいのちょうど良いペースだったの利用し無い手はなかった。完全に後ろについているだけだったので相手の余裕度を図るのが難しかったが、自分自信はかなり余裕を持っていたので最低でもラスト5kで勝負して30秒くらい勝てるという自信はあった。10kを過ぎてもあいかわらず安定した3'10~15ぐらいのペース走だったので、おそらく相手はペースを上げることも落とすこともできない状態だろうと判断できた。
一瞬きつそうに見えた12k手前でスパートしたらあっさり離れてくれたので、あとは自分のペースで押していくことができた。
追い風だったので3'10~15のペースだと余裕はあったが、思ったほどペースが上がりきらなかった。ゆっくりのリズムに慣れてしまったのと、追い風を利用した走りがうまくできずブレーキ気味の接地になってしまっていて切り替えがあまりうまくいかなかったかもしれない。

終わってみれば相手チームと1'30秒くらい離せたので力の差がかなりあったと思われる。追いついた段階で並走せずに最初から積極的に自分のペースで押していければトータルタイムで最低30秒は速く走れたと思う。自信を持って攻め切れる状態でスタートラインにつけなかったのが勿体なかった。病気の影響でこの大会に向けた練習は2ヶ月弱しかできなかったことに加えて、2週間前の風邪(胃腸炎)の影響で順調にできていた練習リズムが崩れたことが大きかった。それでも力は最後まで出し切れたし、失敗できないレースだったので今回の走りはベストにより近いベターな走りだったと思っている。
今の状態とレース内容を考えれば天童のS君と1分しか変わらなかったので、思っているよりは良い状態なのかもしれない。
レース後は酷い筋肉痛に襲われた。気温はさほど高くなかったが日光や風によってミネラルなども失われていたのか脚の攣りがひどくてダウンジョグもまともにできなかった。その後30日になっても筋肉痛が残ってしまっていたので思っていた以上にダメージが大きかったのかもしれない。

三日間トータル300k以上の駅伝でたった18秒差の優勝ということで一歩間違えれば負けていてもおかしくなかった。心臓に悪いレースだったが、とても良い経験ができたし個人レースでも生きてくると思う。来年もしっかり勝てるように健康と怪我に気をつけながら一年間しっかり頑張りたい。

今後の大きな目標は8月末の北海道マラソン。17週間も時間が取れるのでじっくり練習を積み重ねていきたい。当日の気温次第にはなるが20分切れるレベルまで持っていきたい。
5月はレースの予定はないが、6月は県内の5000記録会などあれば積極的にでてみたい。7月は男鹿駅伝や県選手権など大きな大会も控えているので、ロングランにスピード練習をうまくミックスしながら、一貫、継続してできるトレーニングレベルを探っていきたい。