一枚目。
胴体が先行して進んでいき、支持脚(着いている脚) を素早く追い越していく。乗り込めているイメージ。
関節の伸展動作を使った、斜め後ろ方向への効率の良いキックが反射的にできます。
二枚目。
胴体の進むスピードが遅い、乗り遅れのイメージ。
潰れないように安定させる力が必要になり、スクワットのような上方向へのキックになります。
三枚目。
厚底シューズのイメージ。
胴体の進む速度に関わらず、斜め後ろ方向へのキックはしやすい。
さて本題
厚底を履くことで斜め後ろ方向へのキックはしやすくなっても、実は乗り込めてない「隠れ乗り遅れ」状態が存在すると思っています。
厚底じゃないとスピードが出せないって人は、おそらくこれに陥っているのではないかと。
実際には乗り込めてないのに、キックだけはしっかり出来る、しかも良いタイムで走れる。
感覚的にこれは身体にとってかなり負担が大きいのでことではないかと思います。
自分が厚底履いて股関節の故障を繰り返しているのはこの辺りにも原因がある気がしています。
いくらシューズが進歩してるとはいえ、足を起点にしてキックする訳では無いとおもいます。
胴体が乗り込むからキックができるのではないでしょうか。