gawaoのランニング日記

2時間20分を切るまでの軌跡を記録しています。

2014年福岡国際マラソン

福岡国際マラソン
2:30’06/16’47-17’08-16’51-16’52-17’02-17’10-17’17-19’58-11’01/中間1:11’21
(※上記は公式サイトで公表されているタイム。手元の時計では最初の5k16’40、フィニッシュが2:30’00になっている。数秒のズレなら自然だが6,7秒もズレるというのはおかしい。Aとの合流点でも向こうは随分速いなと感じた。どうやらAグループとBグループでスタート時間にズレがあった模様。福岡ほどの厳格な大会で6,7秒もずれるなんてことがあっていいのだろうか。まぁ文句を言うほどのタイムではないのでブログに書くだけにとどめておくことにする)




結果的に惨敗といっていいタイムで、最低目標の25分はおろか自己ベストの27分42すら越える事が出来なかった。反省点はたくさんあるのでおおまかなところを拾いながら記していきたいと思う。


大会前日はちゃんと禁酒して10時過ぎには布団に入っていたがあまり眠れず、眠りについたのは12時を過ぎたくらいだったと思う。起床は6時半くらいだったので睡眠時間は十分といえば十分だが、どうしてもビジネスホテルのような暖房の効いたところで眠るのが苦手でいつも寝るのに苦労する。できることなら旅館選びももう少し考えた方が良いかもしれない。

朝食を食べ終えたのが7時半くらいで、10時すぎの時点でまだ胃に少し残っている感じがあったのでアップ後にゼリーを一本とる程度にした。ここ数回のマラソンでは消化不良で気持ち悪くなって失敗していたので、食べすぎないように注意していたのが裏目に出たかもしれない。
38kぐらいから、空腹感と空気の冷たさ、頭がぼーっと眠たくなるような感覚が出てきてちょっとヤバいなと感じた。タレるってレベルじゃないくらい脚が上がらず、40k以降は脚がもつれて転んでしまう事が何回かあった。なんとか完走する事はできたが、ゴール後もふらふらで医務室で少し横にならせてもらったり、身体の震えがしばらく止まらないなど散々だった。エネルギー切れもしくは低血糖のような状態だったのだと思う。今回の一番の失敗はこれではないかと思う。


スタートはBグループスタートだったがゴタゴタに巻き込まれることなく順調に前の方で走る事が出来た。最初の1kは楽な動きで3’17通過、その後は良い集団を見つけるまでペースが上下するところもあったが想定ペースよりやや早いくらいの良いペースでレースを進める事が出来た。
走りだしから快調だったので出来るだけ集団の前方で走るようにしていた。しかも集団の2,3番目で先頭の背中をぴったりとマークし、ちょっとした揺さぶりにも反応してしまっていた。これが完全に無駄な消耗でしか無く、後半の大失速の一因であったと思う。
かなり力のあるランナーがそろった福岡のような大会では、一人ぼっちになる事はまずあり得ないことだし、みんな記録が欲しいのだからスローペースになれば必ず誰かが出てくれる。気持ちに余裕を持って、じっと集団の後方で走るのが賢い戦略だと思った。


また、トレーニング面での反省としては、はじめから2時間30前後を狙っていく田沢湖などの夏のレースやそのほかのローカルレースと、2時間20分台前半を狙っていく福岡のような本命レースでは必要な能力が少し違うと感じた。当たり前といえば当たり前だが、今回は前者寄りの練習が多めになってしまった気がする。(30~40kを3’50~40で走るような練習)。このような練習は大切だとは思うが、20分代前半をねらうならこれとは別に20k~25kを3’30~20で走るような練習を取り入れていく必要がある感じた。
今回10、11月にやったような練習を9月くらいから前倒しで始められるようになると、練習スケジュールも余裕が出てきて、そういった距離走のバリエーションを増やしていく事が出来るようになると思う。



今シーズンはこのほかマラソンにエントリーしていないので次出るとすれば五月の洞爺湖だろうか。3年も自己ベストを更新できていないというのは本当に情けない事だと思うが、結果が出ないからといって力がついていないという訳ではないと思う。感覚的には23分程度なら手が届くところまで来ている気がする。正直、20分を切るっていうのはまた一つ次元が違うな、といった感じ。めげずにこれからも前向きにトレーニングに励んでいきたいと思う。